アバター・タイムズ
意識の探究
第19号
人に柔軟な視点を持ち、様々な角度から判断することを教えることは、固定的な視点を教え込むより良いことです。人に柔軟な視点を持つことを教えるにはより多くの労力と根気が必要ですが、最後には上手く判断できる寛容で慈しみを持った存在ができあがります。
もう一つ別の見方
ハリー・パルマーあなたが信じていることは、それが意図的に選択されたものであれ、誰かを模倣したものであれ、権威の立場にある人から教え込まれたものであれ、自分に起こることや、あなたが他人に対して意図すること、そして何を快いと感じ何を苦痛に感じるかを解釈し構築するためのひな形を創りだします。このひな形は個人的現実のパラダイムとも呼ばれますが、より簡単には<一つの視点>と呼ばれます。
視点とは、あなたが何かあるいは誰かを考える際の個人的な観点です。それはある話題について考えたりアプローチしたりする際の特定のやり方です。
意識をとてもざっと調べるなら、意識とは視点を形成している様々な信念によって構成され、また各視点がある程度の知性を使いこなしていることを発見するでしょう。知性とは観察し、統合し、予測し、行動する能力であり、1つの意図を維持するための原動力です。意識の中にある<視点>+<知性>の一組一組が独自のスタイル、独自の欲求、そして盲点を持っています。
あなたがアバターコースで発見する素晴らしいことの一つは、信念から視点へ、そして知性へと自然に滝のように流れていく影響が存在することです。信念を管理する能力が向上すると、視点を管理する能力が向上し、あなたの知力が向上します。信念は視点に影響します:視点は知性に影響します;知性はあなたの人生の成功に影響します。
視点はあなたがどのように世界を見るか、そしてあなたがどのように自分を見るかを決定します。もしあなたが「青い人」に不当な扱いを受けたという信念を持っていると、青い人に対して批判的になりがちです。批判的なせいで、あな たは人から心の狭い人だと思われるようになります。しかし「青い人」が助けてくれたという信念を持っていると、青い人を褒めやすくなります。 褒めるおかげであなたは人から親切な人だと思われるようになります。
残念なことにあなたが何か、あるいは誰かをどう判断するかは、多くの場合、理にかなっているかどうかというよりは、自分が正しいと感じるかどうかに関わっています。正しくありたいという衝動によって、あなたの視点は固定し、知性が使用できる検討材料の範囲が減ります。もしも正しいということは他人が間違っているということを意味するとすると、あなたは自分を一つの視点の中に閉じ込めてしまいます。「死ぬほど正しい」というのはかなり正確な予言ということになります。
あなたの批判が確固たる根拠に基づいている場合でさえも、それは観察や理性以外の何かが動機となっている可能性が有力です。視点の正しさや間違いを主張するのを和らげる効果のある質問はこれです:これは私が自分に関して言っていることなのだろうか?
ある視点を守ったり擁護するということは、何かを特定の見方で見ることを拒否することです。 (これがしつこいアイデンティティーの始まりです。 #アバター・タイムズ第11号参照) 人は自分を特定の視点の中に閉じ込めてしまう時、他のさまざまな視点から自分を締め出しています。様々な視点を持つ意欲に制限を加えると、観察し、統合し、予測し、行動する能力もまた制限することになります。思考することが反応したり古い結論の移し替えをすることとほとんど変わらなくなります。他人と関わり合う能力が制限されます。人生に対処する能力が制限されます。変化に対応する能力が制限されます。
今の視点を選択する際、あなたにはどれぐらい選択の自由があったのでしょう?正直に答えれば、おそらくあまり多くはなかったでしょう。固定した柔軟でない視点もしばらくの間は機能するかもしれませんが、世界の状況は必ず変化するものであり、変化した途端にあなたは時代遅れになります。
時にはほんの小さなこと、たとえば唖然として立ちすくむことなく意図的に視点を変える方法を誰かに示すことで、その人の人生を著しく回復させることがあります。問題が解消し、チャンスが再び到来します。何かに対する別の見方を取り入れるというシンプルな行為が、魔法のような結果を生むこともあるのです。
意図的に視点を変える能力を回復させることは、アバターコースが最初にすることの一つです。さまざまな視点を、そのどれも導入したり守ったりする必要なく、試してみることができるのです。いくつかの視点を試した後で、面白いと感じられ、またその感じが好きだという理由で再び取り上げる視点が1つ2つあることにあなたは気づくかもしれません。
幅広く探究した後に自分が落ち着く視点というのは、より柔軟性があり、確信があり、責任があるものです。さまざまな視点を試してみることで、あなたはより教養を持ち、より寛容で物分かりが良くなります。
あなたは収入を増やし、より幸福になり、知性を増やしたいですか?それについて別の見方を見つけましょう。
アバターコースの話
プライマリーは決断とは違うのですか?
はい、プライマリーとはそれが経験的現実になることを意図する信念の創始のことです。あなたはその信念の源なのです。決断とは、証拠や他の可能な選択を考慮した後で、あなたが心を決めることです。決断が信念として創始されることもありますが、それは考慮し経験したことの結論としての信念です。プライマリーは過去を考慮に入れたりせずに創られる信念の創始です。決断は世の中で機能するアイデンティティーの産物です;プライマリーは世の中を超えて機能する源の産物です。

つながり
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アバターでは皆が勝利をおさめます。アバターになる一人一人が集合意識をより大きな寛容さと理解の方向へとシフトさせます。アバターで自分を助けることが、同時に皆を助けることになるのです。 – ハリー・パルマー
並外れた瞬間
こんにちは、ハリー。私のアバターの経験についてあなたに書く様に頼まれました。正直言って、リサーフェシングの週末は本当に退屈でした。練習の大半は本当に分かりきったことに思え、もう皆すでにやっていることじゃない?と思いました。私のマスターから、週末の後は自分のペースで進めていくのでたぶんもっと教材を楽しめるだろうと言われました。そこで私は月曜日にもチャンスを与えることにしたのですが、そう決めて本当に良かったです!
月曜からは、私は本当に教材が大好きになりました。抵抗に突き当たる度に、とても多くのサポートを感じました。私は抵抗を消滅させるワークをしたのですが、そのワークをしながら素晴らしい経験をしました。
私のQM (公認マスター) はこれまでで最高でした。彼は私に何が起きているのか常に感じるられるようで、ひどく落ち込んでいた私を助けてくれたのでした。彼のサポートには本当に感謝しています。
究極の体験は、私のQMが究極のプロセスをしてくれた時に訪れました。私はまだあの究極の高みから降りてきてはいません。私に何が起きたか信じられないぐらいです。言葉では言い表せません。私が来週末にもう一つのイベントに行けるのはとても幸運なことです。2週間のうちに私はアバターの道を先に進み、マスターコースをやるのです。今では、あなたが提供してくれた道具を使うことを選びさえすれば、空でさえも限界ではないのだと本当に感じています。本当にありがとうございます。
オランダのハッピーなテラピアより。 –I.B.
もしアバターに出会わなければ、私は暗闇に生きる被害者となっていたことでしょう。
あなたやマスターたちのサポートに感謝します。私は価値判断のない赤ちゃんになることができました。私はものとごをセカンダリーとしてではなくプライマリーとして行動に移すことができます。私は自分がなりたいものになることができます。
心から感謝をしています。これは私の再生の1日目です。
愛と感謝を込めて。 –Y.T.
これは本当に驚くべき経験でした。リサーフェシングの最中に私は何かを感じ、その感じを一緒にワークをしていた別の受講生にシェアしました。かつての私は自分が感じることをシェアするのは、教材を分離させるような行為だと思っていました。
今回自分が正直に感じていたことをシェアすると、相手の受講生がシフトしたのです。その瞬間、何の分離もなかったところに、自分が教材と分離を創りだしていたのだと気づきました。私はこれに気づいて、本当に感動しました。 –K.S.
ハリー、私はあなたのインスピレーションやワークを使ってどのような成果をあげているかについて、以前にも一度あなたに手紙を書いたことがあります。
今朝「信念の管理」ミニコースをやっていて、私は人生で創りだしていたパターンをついに変えるような大きな透明な信念を見つけました。そして今日の午後には、これまで私の人生を動かしていたさらなるパターンを変えるようなまた別の透明な信念が明らかになり、これからはそれを変えることができます。
ハリー、宇宙をもっと気づいている状態にするためのあなたの献身に感謝します。 –D.A.
親愛なるハリー、素晴らしさと驚きに満ちた6日間の後で、この7日目の今日、私は本当に宇宙に飛び出すことになりました。
第三部に入ってすぐに、私は頭痛がやって来るのを感じましたが、ものは試しとそれを消滅させることにしました。それが上手く行ったかですか?地元の薬局が最上の顧客を失うことになったとだけ申し上げておきましょう。心配しないで下さい。薬局には顧客を失ったのはあなたのせいだとはいいませんから。 結局のところ、それをやったのは私なのですから(友人に少し助けてもらいましたけど)
私はまだアバターに過ぎませんが(もうすぐアバターになるところと言ったほうが正しいでしょうか?)すでにウィザードになったような気分です。
愛とともに。 –G.S.