アバター・タイムズ
意識の探究
第23号
打ちのめされたと思えば、打ちのめされる。
あえてしないと思えば、することはない。
勝ちたいのに勝てないと思えば、
ほぼ確実に勝てないだろう。
負けると思えば、既に負けている。
なぜなら世の中での成功とは
人の意志から始まることに気づくからだ。
それは全て心の状態の中にある。
自分が格下だと思えば、格下だ。
上るためには高く考える必要がある;
賞を取る前に、まず自分に自信を持つ必要がある。
人生の闘いでは、強さや速さに優れた者が
常に勝つとは限らない。
しかし遅かれ早かれ勝利を収める者とは、
自分が勝てると思う者だ。
ウォルター D. ウィントル
きちんと考える(その2)
1985年のハリー・パルマーの話より 思考をコントロールするには、意識して考える人になる経験をする必要があります。考える人とはあなたですが、それはあなたが自分を考えで限定する前の『あなた』です。
これを「大きいあなた」と呼びます。それはある程度意図的に考えることができます。そして「小さいあなた」の方は自分自身や自分と宇宙との関係についての様々な思考や考えの中に巻き込まれていますが、これをアイデンティティーと呼びます。アイデンティティーの中には「私」という考えを特定して守っているものがあります:このアイデンティティーをエゴと呼びます。
エゴというのはほぼ完全に肉体と頭脳中心です。言い換えれば、肉体が影響を受けるのと同じ影響にさらされているわけです。感情的に教え込まれた欲求、抵抗、物理的知覚、薬、電流、物理的ダメージ、光や音の周波数、そして当然のこととして、死といったものです。 「私」の人生とは、ほとんどが刺激と反応といった事柄です。その主な原動力は利己的なもので、その性質を変える唯一の方法は苦痛か快楽によってです。
意図的に考えるというのは、概念としてではない「私」を目覚めさせることで、それは心とは別に存在しています。あなたの心が鏡だとしたら、「大きいあなた」を反映することはできません。それが概念としてではないという意味です。あなたは心に反映されてはいないのです。あなたが「大きいあなた」について持つ考えや概念の全ては、実は心によって創りだされたアイデンティティーです。心によって創りだされたアイデンティティーが、心をコントロールできる能力はとても限られています。
源の気づき、つまり「大きいあなた」は、パワフルな創造主です。それは因果関係の思考や出来事の外に出て、新たな現実を創始する能力を持ちます。これは新しい領域です。源の気づきは以前のどんな原因の結果でもない意図を生み出す能力を持ちます。源の気づきは「光あれ」と言います。すると実際に光があるのです!
源の気づきは明らかにとても高い状態であり、人によっては、まだ今は、リアルではありません。この状態を実現することこそが、黙想や瞑想の実践が何千年にもわたり目指してきたものでした。
自分の心の中で、源から考えに力を与えることで、自分が経験する現実を形作る方法をお見せしましょう。出来るだけ確信を持ちながら「私は人生最高の気分だ」と意図的に考えてください。
できましたか?その考えに続いて、小さな疑いが心に浮かびましたか?その通りです。誰かあるいは何かと確認しなければ、自分がどう感じるか決められませんでしたか?
その疑いを、出てきた通りに正確に紙に書き留めて下さい。自分がその疑いに同意するかどうか決めなくて良いですから、ただ疑いがあったという事実を認識して、それを書き留めて下さい。
複数の疑いが出てきた場合、それら全てを書き留めた上で、その一つ一つを認識してください。
ではもう一度意図的に「私は人生最高の気分だ」と考えて下さい。出来る限りの確信を持って、そう考えて下さい。「私は人生最高の気分だ」です。疑いが出てきたらそれを全て書き留めて、認識してください。
質問者: どうやって認識するんですか?
ハリー: それぞれの疑いの後に、ただ「OK」と書いて下さい。まるで自分が社長になって何かの要望を許可しているみたいに、そこに「OK」と書いて自分のイニシャルを書いてください。忘れないで下さい、あなたがボスなんです。
いいですね、ではもう一度「私は人生最高の気分だ」と意図的に考えて下さい。できる限りの確信をもってそう考えてください。まだ疑いがあったら、それを書き留めて認識して下さい。
疑いがある限り、これを続けて下さい。その声明が本当だと感じられないというのは疑いです。
質問者: 私は背中が痛いので、上手くいきません。そこに痛みがあるのに人生最高の気分になるのは難しいんです。
ハリー: たった今私に話してくれた通りに、それを書き留めて下さい。「私は背中が痛いので、上手くいかない。そこに痛みがあるのに人生最高の気分になるのは難しい」と。
それを書いた後、あなたの「OK」を書き込んでください。そしてもう一度、出来る限りの確信を持って「私は人生最高の気分だ」と意図的に考えて下さい。
質問者: 痛みのせいで、十分な確信を持つのが難しいんです。
ハリー: かまいません。「痛みのせいで、十分な確信を持つのが難しい」と書き留めて下さい。そしてボスとしてあなたの承認を「OK」と書き入れて下さい。 ではもう一度「私は人生最高の気分だ」と意図的に考えて下さい。
(少し時間をおいて) 何が起きていますか?
質問者: ええと、さっきよりは良くなってきましたが、私はまだ痛みについて考えています。
ハリー: 「さっきよりは良くなってきたが、私はまだ痛みについて考えている」と書き留めてください。そしてそれにOKを書き入れてください。
質問者: 私が何を言っても、あなたはそれを書き留めるように言うんですね。
ハリー: その通りです。あなたの心に意図的でない考えが浮かんでくる限りは、それを書き留めて承認を書き入れるように言います。どうしてだかわかりますか?なぜならあなたがボスであり、あなたには自分が選ぶどんなことでも創りだせることを、私は知っているからです。あなたは人生最高の気分になりたいですか?
質問者: わかりません。
ハリー: それについてどんな風に思っていますか?
質問者: これまでにとっても良い気分になったことが何度かありました。
ハリー: はい。
質問者: もし私がもう一度あんな風に感じられるなら、 それを無駄にしたくはありません。
ハリー: はい。
質問者: 私は背中に痛みがあるのにあんなに気分が良くなれるとは、本当に思えないんです。
ハリー: はい。 ではもう一度、出来る限り確信をもって「私は人生最高の気分だ」と意図的に考えて下さい。
(少し時間をおいて) できましたか?
質問者: (笑いながら) これは本当に素晴らしい。
ハリー: はい。そう言ったでしょう。
質問者: そう、私は懐疑的なまま、どうして出来ないとか、したくないとかずっと言っていたのに、実際自分が人生最高の気分になっているのがわかります。
ハリー: 確かですか?
質問者: ええ、あの背中の痛みさえ無くなってしまいました。ただ消えたんです。あなたは何をしたんですか?
ハリー: あなたがしたんですよ。私はそのコーチをしただけです。
ハリー: (前列にいる女性に向かって)あなたはどんな気分ですか?
女性: いい気分です。
ハリー: あなたは人生最高の気分ですか?
女性: 私はそんなにいい気分になったら、自分が何をしてしまうかが怖かったんです。
ハリー: それは素晴らしい疑いですね。あなたのためにそれを書き留めてあげます。「私はそんなにいい気分になったら、自分が何をしてしまうかが怖かった」それを承認する準備はいいですか?
女性: はい!私は人生最高の気分です。本当にそうです。
ハリー: はい、そうですね。
もしまだ人生最高の気分ではない人がここにいたら、書き留めるのと承認するのを続けて下さい。成功するまでに、きっと疑いがあとほんの幾つか残っているだけだと思いますよ。
皆さんの笑顔を見れば、ほとんどの方が人生最高の気分だということがわかりますので、この辺で終わりましょう。ありがとうございました。
アバターコースの話
アバターは未来の世代にどのように影響を与えますか?
アバターが目指していることの一つは、人々が気づきを増やし、自分の最も高い性質とは非暴力的でなものであることを思い出し、また地球の上に慈しみと協力を増やすようにすることです。.
もし矢を放ち、それを空中で止めて、その矢にそって目でたどっていけば、その矢がどこに向かって飛んでいたかがわかるでしょう。もしアバターを空中で止めて、それにそって目でたどっていけば、それが覚醒した星の文明に向かっていることがわかるでしょう。一人の人がアバターになるたびに、より多くの寛容さと理解という目標に向かって集合意識をシフトさせます。
未来の世代の希望とは、私たちが自己破壊するのを防げるうちに目覚めることです。不合理なことには影響されず、知恵を大切にする目覚めた意識となることです。 アバターで自分を助けることが、未来の世代を含め、他の皆を助けることになります。アバターでは皆が勝利をおさめるのです。
準備はいいですか?
アバターマスターからの連絡を希望される方は ここをクリックしてください。
アバターでは皆が勝利をおさめます。アバターになる一人一人が集合意識をより大きな寛容さと理解の方向へとシフトさせます。アバターで自分を助けることが、同時に皆を助けることになるのです。 – ハリー・パルマー
並外れた瞬間
前回私がインターンをしてから、17ヶ月が経過しました。その間に私は、家族が必要とするキャッシュフローを提供することで私とパートナーの時間が自由になり、もっとアバターを出来るようにと願い、新たなビジネスを買いました。
この間、圧倒されることや急激な学びのカーブに対処するのにアバターの道具はとても有効でした。
2006年1月にウィザードをやり、2007年にインテグリティー・コースをやって以来、私の人生は信じられないほど変化しました。存在の明確さは、それまで私が可能だと思っていたことを遥かに超えています。
しかし私の一番大きな成功は、15歳になる息子がたった今、コースを受講し終えたことです。息子はとても素晴らしい時間を過ごしましたが、息子と一緒にワークをしてくれたチームのケアと味わい愛でる気持ちは本当に素晴らしいものでした。
息子の最大の課題の一つは、注意を集中させることでしたが、それをミニコースやソースリスト、そして最後には制限処理で扱いました。息子は今では自分で注意をコントロールできます。息子が解放され今という瞬間にいられる様になり、源になっていくのを見るのは素晴らしいことでした。
他者を助けることへのあなたの献身と専心に感謝します。そしてもちろん、アバターのツールに感謝しています。 –R.R.
このウィザードコースは、私に力を与えてより喜びに満ちた生活や、より良いパートナーシップを持てることを確実にしてくれたただけではなく、素晴らしいスピリチュアルな経験でもありました。私はハリーの話にとても感動し、そして世界中からやってきた全ての人たちに感動しました。私たちには夢、同じ夢、私たちの前にも(過去に)たくさんの人たちが夢見てきたこと、そしてあらゆるスピリチュアルな実践、宗教、哲学の核があるのだと本当に実感することができました。私たちはより良い世界を望んでおり、それに向かって努力をします。私たちは覚醒した星の文明®を創りだします。ハリー、どうもありがとう。 –M.G.
私はアバターコースを通して生まれ変わりました。最初第一部をやった時、私は抵抗しました。しかしコースが第二部・第三部へと進むにつれ、私は本当の自分を感じました。それを言葉で説明することはできません。なぜ以前の私にはそれができなかったんでしょう?それが残念ですが、今では私は幸せです。アバターコースのおかげです。長年やってきた自分を投影することや、自信のなさ、他人への不信感から離れました。今では自分の本当のアイデンティティーを見つけることができます。
私は素晴らしい未来を期待しています。私はマスターコースへと向かうこの動きを感じています。 –K.B.
私が困難の中で生きることに終止符を打ち、意図的に生き始めることを助けてくれたアバターに関わっている皆さんに全員にとても深く感謝しています。自己を力づけることや、自分の人生や周りの人たち全員への無条件の愛という感覚のおかげで、私はこれまでずっと長年探し求めてきた内なる平和で満たされています。既に起きたこと全てを見続けながら、次に起こるかもしれないこと全てを恐れる代わりに、実際にこれからの人生を満喫するのを楽しみにしています。あなたの愛あるサポートとツールを分かち合ってくださったことに感謝します。分ち合いとはケアすることです。
集合意識処理のおかげで私は世界全体を助けていくための力を得た感じがし、また自分の宇宙をどうしたいかについては自分で管理するのだと気づきました。なぜなら意識の中の全員が同じことを望んでおり、私たちには自分が望む世界を創りだすことができるのですから。 –L.C.
アバターコースは驚くべき自己発見の旅でした。これからの人生で毎日使う道具を私に与えてもらい、ありがとうございます。私に、特に私自身、そして他者への許しを本当に教えてくれました。自分自身に完全に正直になるのは何と大事なことでしょう。
コースに参加していた慈しみにあふれた人たち、そして世界中の皆に感謝します。私には人生を生きる準備ができました。 –K.H.