アバター・タイムズ
意識の探究
第9号
この講義のパート1(アバター・タイムズの 第8号をご覧ください) では 私は次の点を取り上げました: <言い訳>は責任を制限するもので (非難されることを回避する) 自分のせいではないというメッセージを伝えます。最も受け入れられやすい言い訳は、人がもっともらしいと思うような説明です。<管理可能な要因>とは、自分に何とかできる信念、考え、行動のことです; 自分でコントロールすることが可能です。
管理可能な要因を見つける
ハリー・パルマー
状況は通常、最適ではない状態です。不幸、孤独、失敗、疲労、絶望といったものが状況です。また金欠、病気、そして圧倒された感じ、及び、自分がなりたい人物になれていないとか、自分がやりたいことができていないというのもそうです。
状況は複数の要因の結果です。複数の水流によって供給されている湖を思い浮かべて下さい。要因によっては運命の稲妻のような性質を持つものがあるのは確かですが、要因によっては管理可能なものもあるのです。そしてたった1つの要因を管理することによって、状況全体が変わることもあります。もし「運命的な」要因にばかり集中してしまうと、苦しんでもっともらしい言い訳をし続けること以外にできることはほとんどありません。しかし管理可能な要因を見つけてコントロールすることに集中すれば、状況を変えることができます。その例は自分で提供して下さい。どんな個人的状況でも、それを引き起こす最も強力な要因は、自分が信じているこです。ダイエット、健康、環境からの影響、交友関係からの影響、そして習慣も状況を引き起こす要因となりますが、それらは全て自分の信じていることを管理することによって管理できる可能性が高いのです。これがアバターの価値であり、信念を管理するシステムなのです。
もし人生がパンクしたら、運命のせいにすることもできますし、状況を(正直に)調べて管理可能な要因を探すこともできます。
さて、管理可能な原因を見つけるためにする必要のある、とても明白なことがあります。あなたは見る必要があるのです! 自分がいる状況を見て、それには複数の要因があることに気づき、管理可能な要因を少なくとも1つ発見するのです。ありのままの状況に直面する必要があります。それは感情や思い込み、期待、そして落胆を脇に置く能力を開発することです。これらはアバターコースの第二部のはじめの方で磨かれる技能です。
人によっては状況に対する最初の反応は、非難する対象を見つけることです。誰がやったのか?その人が見逃しているのは、状況には複数の要因があることです。人によっては通常一つの問いには一つの答えしかないと考えます。これはとても心の狭い考え方で、このような考え方をすると必然的に状況が長引きます。「私が不幸なのは母が意地悪だったからだ」もしかすると実際そうだったかもしれませんが、あなたの不幸の原因はもちろんそれだけではありません。
言い訳することで自分を守りたいという衝動は、本能的に存在します。それは人間という種族の致命的欠陥かもしれません。生き残るためには、自分の精神的過程をコントロールする必要があります。さもないと心は自動的に管理可能な要因の方ではなく、もっともらしい言い訳の方を探します。
それは次のように作用します。何かがあなたの人生で間違った方向に行きました。何かが上手くいかなかっのです。するとあなたは最適状態以外の何かを経験します。もっと暗い、痛みさえ伴うものです。自分に一つの状況があることを認識しましょう。あなたは安易な道を選び、被害者になって他人のせいにすることもできます。あるいは自分でコントロールできる要因を見つけ(そしておそらく変える)ことに集中することもできます。自分で管理できる要因を見つけられないと、失敗に向かうことにます。
唯一の健全なアドバイスはあきらめないことです:十分しっかりと、そして時間を使って見れば、自分がどんな状況にいてもそれに前向きに作用するような自分にできる何かがあることを発見するでしょう。
さぁつらくても、ここで正直になりましょう。自分にこう聞いてください「私は状況を解決するために自分でコントロールできる管理可能な要因を探しているのだろうか、それとも自分のせいではなく自分にはどうしようもないことを確認するためのもっともらしい言い訳を探しているのだろうか? 大抵の場合、あなたは自分が探しているまさにそのものを見つけます。
次の質問は、本当に頭を殴るような質問です: 「あなは本当に状況を解決したいのですか?」その状況が自分の役に立つ場合、それを解決したくないかもしれません。それはもっと悪いことが起きるの阻止する役に立っているのかもしれません。普通以上の注意や特権を得ることかもしれません。あなたが無意識に必要としている何かかもしれません。私たちは皆、一つの問題から救い出してもらった途端に、再び問題を創りだす人たちのことを知っています。問題解決ではなく苦境に居座るために自分の心を使うことを、自己妨害と呼びます。その状態は自分が創造する以上に多くの人たちに、そして国家全体に対してまで影響を及ぼします。
繰り返し教え込まれたり苦痛に満ちた経験をすることであまりに偏見が凝り固まってしまい、それを点検することさえ全面的に拒否するような人もいます。そういう人の行動は愚かに、そして奇妙にさえ見えます。憎悪に満ちた扇動集団を詳しく見てみると、彼らの思考には非常な欠陥があることがわかります。彼らに共通の特徴は非難することです。彼らは自分がどうして怒りに満ちた被害者のように感じるかについて、いかなる管理可能な要因を見つける能力も意志もないのです。それには個人的責任が必要だからです。しかし彼らが一番確信しているのは、自分の置かれた状況は自分のせいではないということです。彼らは抑圧されていると言って、少数民族や政府、あるいは異星人さえ非難するのです。彼らの状況は決して解決することがありません。
状況を調べる際、自分にはわからないと認める能力はとても大事なものです。それは固定した考えや言い訳を超えて目を向け、自分に何かできる管理可能な要因を見つけることを可能にします。期待なしに見て、それがどうして生じたのかという筋道にそって何か不快なことをたどっていって、それが生じる過程のどの段階に自分は責任があるのかを見極めるには、ある程度の勇気が必要です。
アバターではトレーニングの重要な一環として、魂(あなた)にどのようにして心を効果的に機能させるかを教えます。
自分が変えられないことに固定してしまうことは簡単ですが、あなたが探しているのはそういうことではありません。あなたが探しているのは、管理可能な要因です。言い訳をする人生を送るか、解決策を見つける人生を送るかは、それを見つけることで決まります。その学び自体が人間の発達における偉大な業績なのです。
アバターコースの話
個人的責任とは何ですか?
個人的責任とは、自らの決断や、選択、行動を決定する能力のことです。アバターではこれを、源の状態と呼びます。この能力を増大させることの自然な結果として、人はそれまで自分でコントロールしてこなかった人生の領域を発見します。
覚醒した星の文明を創りだすことを支持する人たちの基本的特徴は、個人的責任の度合いの高さです。アバターでは個人的責任の増大に重点を置くことで、覚醒した星の文明を創りだすことに直接的に貢献しています。
並外れた瞬間
「あらゆる価値判断を手放す」という練習をしていた時、私は記憶にチャージを与える力が自分にあることに気づきました。良いものとか悪いものとか、悲惨なものとか愉快なものにしていたのも自分でした。自分の価値判断を手放すと、それらはただの経験になりました。単に私の旅の一部となり、感情的なチャージが無くなったのです。まるで人生の重荷を駅のホームに置いてきたような感じでした。私は自由になって羽の様に軽やかでした。 –J.L.F.
これは人生で最も驚くべき経験でした!妻のジルがアバターコースに参加して、コースの最中に電話をしてきた時、私のいた部屋全体が妻が新たに見いだした意識から放つ光で輝いたのです。彼女が何かに向かっていることがわかりました。
妻の変化を目の当たりにして、私は当時の私が人生と呼んでいたものについて知っていた全て、つまり痛み、苦しみ、疑い、恐れ、怒りといったものをすっかり変えてくれるような深遠なる信念を見つけることに飢えていました。私は最初うちは、ためらっていました。巧妙な営業的アプローチや何千というマニュアル、そして活動の一員として感じるためにキーホルダーやバンパーに貼るステッカーを買うことになると予想していたのです。
ところが私はショックを受けることになります。私は受講生やマスターなどで一杯の部屋からこんなにたくさんの愛と味わい愛でる気持ちを感じたことは、かつてありませんでした。何を言っても、何を感じても大丈夫でした。正しいことも、間違っていることもなく、ただ愛があるだけでした!
最初のうちはどうしらよいのかわかりませんでした。たくさんの苦痛に満ちたことを扱わなければならないのに、時間がほとんどなかったのです。しかしそこには道具があり、私をガイドしてくれる愛と思いやりに満ちたサポートがありました。旅は途中大変なこともありましたが、それは私がそう選択したからでした。シンプルさが上手く行く鍵です。この経験はとてもパワフルなので、言葉では説明できません。本当に素晴らしいのです。私に与えられる最高のものです。ありがとう、ハリー、あなたを愛しています。 –D.R.
私はなぜ神が人間を創った後に魂を入れたのか、今わかった気がします。神は私たちを単なる創造として創ったのかどうか。神は私たちを単に他の動物や生命体と同じ様に創ることもできたのです。しかし神は人間を神に最も近いものとして創りました。ですから人間は創造主に最も似た存在なのです。つまり、人間は創造主なのです。神は神の庭で私たちが創造する自由を与えてくれました。そしてその自由を抱きしめて、扱うことがアバターの本質なのです。 –O.J.H.
私はアバターコースに来て、本当によかったです。最初は私は懐疑的でした。このコースが自分の役に立つかどうかわからなかったのです。でも今は全てが違います。私は自分が自分の源だと理解しています。私はアバターで学んだ1つ1つの道具を使っています。道具は、少なくとも私にとっては、とても役に立ちます。
私は自分が恐れていた多くの問題と向かい合いました。簡単に動揺してしまうというアイデンティティーを解決しました(少なくとも前よりは良くなりました)。私はこのコースにくる機会を与えてくれた両親にとても感謝しています。以前の私はこのコースにとても確信が持てませんでした。その理由というのはひとえに、ウィザードである私の両親が「賢明」ではないからです。私は両親より良くなることを願っています。なぜなら私は源なのですから。 (^^
次に私はマスター全員と、トレーナー、そしてハリーに感謝します。おかげで人生の良い面を理解できるようになりました。そして人生で努力している人たちのことも嬉しく思います。とにかくこれは良いコースです。私はこれを自分の友達と分かち合いたいと本当に思います。人生が良いものになる得ることを教えてあげたいのです。これからは私の小さな力が地球に貢献できることを願っています。 –L.N.T.

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アバターでは皆が勝利をおさめます。アバターになる一人一人が集合意識をより大きな寛容さと理解の方向へとシフトさせます。アバターで自分を助けることが、同時に皆を助けることになるのです。 – ハリー・パルマー